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姿勢に影響を及ぼす脊柱起立筋とは

2020年1月10日

脊柱起立筋とは

「脊柱起立筋」名前は聞いた事があるが実際にはどんな筋肉でどんな役割をしているか意外と知ってそうで知らないのこの筋肉です。

脊柱起立筋とは9つの筋の総称で、役割も姿勢維持には欠かせない筋肉です

脊柱起立筋の役割と名称

脊柱起立筋

脊柱起立筋とは

脊柱起立筋とは、

  • 頚腸肋筋(けいちょうろっきん)
  • 胸腸肋筋(きょうちょうろっきん)
  • 腰腸肋筋(ようちょうろっきん)
  • 頭最長筋(とうさいちょうきん)
  • 頚最長筋(けいさいちょうきん)
  • 胸最長筋(きょうさいちょうきん)
  • 頭蕀筋(とうきょくきん)
  • 頚蕀筋(けいきょくきん)
  • 胸蕀筋(きょうきょくきん)

やにやら難しい言葉で分かりずらいですが、これらの9つの筋の総称が脊柱起立筋と呼ばれている箇所になります。

脊柱起立筋は背骨を真っ直ぐに伸ばす働きがあり、身体の前面(胸郭)とのバランスを維持する姿勢維持には欠かせない筋肉ですが最近の方は脊柱起立筋が弱く猫背姿勢の方が多くなってきています。

また、「ぎっくり腰」や「慢性腰痛」などの症状がある場合、咳をすると腰に痛みを感じますが脊柱起立筋はこれらの時(咳や排便時)に強く収縮する性質があるので「腰が痛いよぉ~」って感じてしまうのです。

脊柱起立筋といっても沢山の筋肉の集まりだと知らなかった人が多いのではないでしょうか?またこれらの筋肉の役割など少し説明したいと思います。

主な脊柱起立筋の役割

全て説明出来ればよろしいのですが、脊柱起立筋の中でも主に姿勢に関係ある筋肉に絞って役割を説明します。

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頚腸肋筋(けいちょうろっきん)の役割

頚腸肋筋(けいちょうろっきん)

この頚腸肋筋は非常に小さな筋肉で首の真ん中辺りから肋骨に向けて付いており、首を反らす時や回す時に他の筋肉の補助的に働く筋肉です。

常に下を向いているとこの筋肉に疲労が溜まり肩甲骨や首が凝ったなどの症状が出やすい筋肉です。

 

胸腸肋筋(きょうちょうろっきん)の役割

胸腸肋筋(きょうちょうろっきん)

胸腸肋筋は主に胸(胸椎)を反らす時や捻る時に使う筋肉です。調度背骨と肩甲骨との間にあり、普段悪い姿勢で居る事が多い方はこの筋肉に疲労が溜まりやすいです。

いつも肩甲骨周りが痛いや重苦しいと感じる人は、この胸腸肋筋に疲労が溜まっている証拠です。

 

腰腸肋筋(ようちょうろっきん)の役割

腰腸肋筋(ようちょうろっきん)

腰腸肋筋は腰を反らす時や外側に曲げる時、または腰を捻る時に使う筋肉で、仙骨から肋骨の6番目位までに付着しています。

この筋肉に疲労が溜まると腰全体が重苦しくなったり、お尻の中心が痛くなるなどの症状が出ます。

 

胸最長筋(きょうさいちょうきん)の役割

胸最長筋(きょうさいちょうきん)

胸最長筋は腰(腰椎)から全ての胸の骨(胸椎)に付着する筋肉で大変長い筋肉です。主に背骨全体を反らす時に使う筋肉です。

この筋肉に疲労が溜まると腰からお尻の下の方に痛みを感じる場合があります

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頭最長筋(とうさいちょうきん)の役割

頭最長筋は主に頭が前傾した時に頭を支える役割を持っています。常に下を向いたままの状態ですと、この筋肉は緊張状態が続き疲労が溜まります。

頭最長筋に疲労が溜まりますと頭痛を起こす原因になります。

 

猫背などの悪い姿勢の原因はこれら脊柱起立筋が弱っているのが大いに関係している

いくつか脊柱起立筋の説明をさせていただきました、脊柱起立筋が良い姿勢を保つには欠かせない筋肉となっています。

しかし、普段から運動不足や悪い姿勢のままでいることでこれら脊柱起立筋群は弱っていきます。

1度、脊柱起立筋が弱ってしまうと悪い姿勢になり易く、元の良い姿勢に戻すにはある程度の努力が必要となってきます。なので出来れば1度弱る前から普段から運動などをするようにし脊柱起立筋群が弱らない努力をするように心がけましょう。

こちらでは脊柱起立筋のストレッチについて説明しています。

脊柱起立筋のストレッチ
脊柱起立筋をストレッチして姿勢不良や腰痛を予防する

デスクワークやスマホの長時間使用により、背中の筋肉(脊柱起立筋)が凝り固まることで姿勢不良や腰痛などを引き起こします。 背中に位置する筋肉の脊柱起立筋は姿勢維持には欠かせないとても重要な筋肉ですが、背 ...

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脊柱起立筋の筋力が低下することで身体には今まで以上に負担がかかる

背中の中心に位置し姿勢維持には欠かせない脊柱起立筋ですが、この脊柱起立筋は普段から自分が思っている以上に負担がかかっています。

先程も猫背などの原因には脊柱起立筋の筋力の低下が招いているとお伝えいたしましたが、姿勢を維持するのに必要な筋力が低下したとしても身体は一生懸命良い姿勢を保とうとします。

例えば、今まで筋力が10あった場合には10の力で姿勢を維持していましたが、筋力が低下し筋力が5しかなければ5の力で姿勢を維持しようとします。

すると今までは10の力で姿勢を維持していたのに5の力しかなくなると筋力は2倍働かなければならなくなり、今まで以上に負担がかかることになります。

やがて今までの2倍も働かされている脊柱起立筋は自分で思っている以上に負担がかかる様になり、その疲労が段々と身体に溜まっていきます。

若い時であればそれら疲労もゆっくり寝れば疲労を取ることが出来ましたが、段々と歳を取るにつれ身体の新陳代謝は悪くなり疲労も取れずらくなるので出来ることなら毎日ストレッチなどをし疲労を蓄積させない努力が必要です。

肩が凝るや腰が痛いなどの原因は脊柱起立筋が凝っているから

腰痛の原因について

日々姿勢維持のために一生懸命働いている脊柱起立筋は疲労が溜まりやすいです。

ところで、この脊柱起立筋に疲労が溜まるとどの様な症状になるのかお分かりですか?

その答えは、脊柱起立筋に疲労が溜まり筋肉が凝ってくることで起こるのが、大抵の日本人は経験したことがある「肩こり」や「腰痛」といった症状です。

もちろん「肩こり」や「腰痛」などの原因は脊柱起立筋の凝りだけではありませんが、脊柱起立筋を緩める(凝りをとる)と身体が楽になる場合は脊柱起立筋のコリが原因となっている場合が多いです。

また皆さんも1度くらいは経験したことがあると思いますが、腰が痛い時など「くしゃみ」や「咳」などをすると腰が余計に痛くなりますよね。

これの原因は「くしゃみ」や「咳」をする時に脊柱起立筋が筋収縮をおこし腹圧を高めるのですが、脊柱起立筋が凝り過ぎていると腰の負担が増え「くしゃみ」や「咳」の時に腰が痛くなるのです。

なので、先ほどからお伝えしていますが脊柱起立筋を毎日ストレッチなどをし疲労を溜めない様に努力しましょうね。

また腰が痛い方などは旭川市の整体院ヨシダカイロプラクティックまでご相談をください。

 

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